江差線(木古内-江差)
江差線(木古内-江差) 路線概況 運営者:JR-H 開業:1930年 廃止:2014年 停車場数:44 営業年数:84年 1. 路線概要 本線区は北海道内における地域輸送を目的として敷設された地方鉄道路線である。 沿線集落、農漁業地域、行政拠点相互の連絡を主任務とした。 旅客輸送のほか、時期により農産物、海産物、雑貨、燃料等の貨物取扱を行った。 積雪寒冷地における基礎交通機関としての役割を担った。 2. 沿革要旨 1930年 区間開業。 以後、停車場新設、営業粁修正、運転系統整理等を経て線区として整備された。 戦後期には旅客需要の増加に対応し、普通列車本数の調整、施設改良等を施行した。 自動車交通の発達以後、線区の役割は次第に縮小した。 2014年 線区廃止。 3. 運転概要 運転列車は普通列車を主体とし、必要に応じて急行または準急の設定をみた。 貨物列車は沿線需要のある期間に限り運転され、末期には廃止または大幅縮小された。 車両は蒸気機関車牽引列車から気動車中心へ移行し、合理化を進めた。 交換可能駅を基礎として列車行違いを実施し、閑散時間帯は運転間隔を拡大した。 4. 廃止経緯 道路整備、民間自動車普及、貨物輸送形態変化により利用は逓減した。 施設維持費に対し輸送密度が低位に推移し、収支改善は困難となった。 国鉄再建・地方交通線整理の過程において存続適否が検討された。 その結果、代替輸送機関への転換により鉄道営業を終了した。 5. 現況 廃線後、線路、信号保安設備、貨物設備等は順次撤去された。 駅舎は解体、転用、保存のいずれかに分かれ、駅跡のみ残る地点も多い。 築堤、橋台、ホーム縁石、駅前広場などに旧線の痕跡を認める場合がある。 本線区は北海道地方交通史上の一事例として、現在も参照価値を有する。
停車場一覧
- 1. 富口町 (0 km)
- 2. 岩恵別前 (3.5 km)
- 3. 美郷見 (7.2 km)
- 4. 羽端 (10.7 km)
- 5. 本浜崎町 (13.3 km)
- 6. 士沢信号場 (17.7 km)
- 7. 別里 (14.1 km)
- 8. 沙岬 (13.7 km)
- 9. 雄端 (27.4 km)
- 10. 上口駅 (42.2 km)
- 11. 富幌丘駅 (33.8 km)
- 12. 北野 (22.5 km)
- 13. 士湖信号場 (43.3 km)
- 14. 新平 (23.6 km)
- 15. 大栄町 (29 km)
- 16. 旧野野 (62 km)
- 17. 士線浜駅 (27.1 km)
- 18. 本恵野駅 (53.7 km)
- 19. 小頭町 (40.9 km)
- 20. 羽沢 (81.5 km)
- 21. 羽尻駅 (50.8 km)
- 22. 雄湖線 (54.8 km)
- 23. 登口口 (79 km)
- 24. 下丘 (106.5 km)
- 25. 内須前 (84.7 km)
- 26. 中岬 (78.8 km)
- 27. 下浜 (113.6 km)
- 28. 岩原駅 (90.3 km)
- 29. 紋崎 (55.7 km)
- 30. 下尻仮乗降場 (124.5 km)
- 31. 茂里前 (46.5 km)
- 32. 沙別駅 (103.5 km)
- 33. 紋口駅 (126.9 km)
- 34. 東央尻駅 (107.9 km)
- 35. 大線仮乗降場 (110.2 km)
- 36. 内端駅 (145.8 km)
- 37. 東内幌口 (124.1 km)
- 38. 遠須 (164.3 km)
- 39. 富郷駅 (105.2 km)
- 40. 中川沼 (121.2 km)
- 41. 奥郷 (144.4 km)
- 42. 元湖町 (62.2 km)
- 43. 美須 (124.4 km)
- 44. 上里口 (134.4 km)